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  • 執筆者の写真ミナトミュージック南麻布

クリスマス

こんにちは。

街中はイルミネーションで華やかになり、クリスマスソングを耳にすることも増えましたね。

今日はクリスマスに聞きたい名曲を5つご紹介します。



1.くるみ割り人形 / チャイコフスキー


白鳥の湖、眠りの森の美女と共に三大バレエと呼ばれています。

舞台はクリスマスイブの夜のパーティー。主人公はシュタールバウム家の末娘、クララ。ドロッセルマイヤーおじさんにクリスマスプレゼントでくるみ割り人形を貰います。

ところが兄のフリッツとくるみ割り人形の取り合いになり、壊してしまいます。夜遅くまでくるみ割り人形を直すクララ。そして12時の鐘が鳴った瞬間、なんとクララは人形と同じ大きさになってしまうのです!

クララはどうなってしまうのでしょうか?

有名な曲が盛り沢山で、この時期になると聞きたくなる一曲です。



2.クリスマス・オラトリオ / バッハ


クリスマスシーズンに演奏する目的で作曲されました。

この曲は新約聖書に基づいて作られており、旧作のカンタータを多く用いられているという特徴があります。またバッハは聖トーマス教会の聖歌隊を率いて同地の聖ニコライ教会と聖トーマス教会の2つの教会で演奏したそうです。



3.アヴェ・マリア / シューベルト


シューベルトが最晩年に作曲した『湖上の美人』の中の一曲です。

ここに出てくるエレンという女性が歌う曲で、その中でも3番目に歌われるので『エレンの歌第3番』とも言われます。

王から追われてしまうエレンが聖母マリアに助けを求めて祈りの言葉を口ずさみ、歌います。美しい旋律に美しい歌詞。シューベルトの作品の中で最も人気のある作品のひとつです。



4.ルロイ・アンダーソン / そりすべり


アメリカで2009と2010年の「最も人気のあるクリスマスソング」にこの曲が選ばれています。冬に演奏するために作曲された訳ではありませんが、シャンシャンと鳴る鈴に効果的なむちの音を聞くとついクリスマスを連想してしまいます。

最初から最後まで遊び心たっぷりの楽しい曲です。



5.ラ・ボエーム / プッチーニ


プッチーニ作曲のオペラです。舞台はクリスマスイブのパリ。とある屋根裏部屋に住む夢を持った若者たちの物語です。

彼らはボヘミアンと呼ばれる芸術家の卵たちで、貧しいながらも日々を楽しみながら過ごしているのでした。詩人のロドルフォと恋に落ちるお針子のミミ。幸せいっぱいのふたりでしたが、次第に悲劇に陥ります。ミミのアリア『私の名はミミ』、ロドルフォのアリア『冷たい手を』など見せ場が盛り沢山です。



いかがでしたでしょうか?

お気に入りの一曲を見つけて是非クリスマスに聞いてみてください。


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