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弦楽器の成り立ちってなんだろう。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

残暑の暖かさに薄着だった頃が懐かしいと思えるほど、

秋を通り越して冬の冷たさを感じる季節になりましたね。


さて、そんな秋冷の日々に物思いに耽っていると、

ふと弦楽器の成り立ちってなんだろうって思ってしまいました。(唐突ですね)


人類最古の楽器と言われている声楽や、

人間自身の手と足が起源であり、そこから発達したとされている打楽器。

自然界にある筒状のもの(動物の角や巻貝)に息を吹き込んで音が鳴ったことが始まりと言える管楽器。

これらの楽器の成り立ちはある程度の推察ができますが、

弦楽器の成り立ちについては疑問な点が多々あります。


弦楽器の起源が狩猟用の弓から発達したという諸説がありますが、

それにしてもいったい誰がピーンと張った糸を

松脂(摩擦を生み出すためのもの)を付けた毛で擦り付けることで音を鳴らそうとしたのでしょうか。

ただ糸と毛を擦り合わせるだけでは音はなりませんので、

松脂まで使って何とかして音を鳴らそうとした研究熱心な方がいらっしゃったのかもしれませんね。

もしくは狩猟用の弓を使って、ただ遊んでいた子供たちが偶然発見したとか。


いずれにせよ、そんな古代の人たちの努力?のおかげで

我々が今こうして弦楽器が弾けていることを考えるととても感慨深いですね。


そんなことを唐突に思いながら、今日も今日とて、

ミナトの弦楽器に問題がないかチェックする受付の私でした。



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