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  • 執筆者の写真ミナトミュージック南麻布


みなさんが春と聞いて思い浮かぶものは何ですか?

やわらかい日差しや桜の花、新たなスタートを迎え生き生きとしている人々、、

クラシック音楽には、「春」という名で知られる作品があります。

今日はその中からふたつ紹介します。



■ヴィヴァルディ作曲 四季より「春」

クラシック音楽に馴染みのない方でも一度は耳にされたことがあるかと思います。

ヴィヴァルディは四季それぞれの自然や情景、感情をヴァイオリン独奏と合奏で表現しました。


「春」は小鳥のさえずりや嵐、小川のせせらぎが表現されています。具体的に何を表現しているのかについて、ヴィヴァルディ本人がソネットと呼ばれる詩を残しています。読みながら聴くとさらにこの曲の魅力が伝わってきます。


■ベートーヴェン作曲 ヴァイオリンソナタ第5番「春」

こちらも大変有名な曲です。漫画やアニメ、ドラマ、映画でも扱われています。

先ほど紹介したヴィヴァルディの春とは違って、ベートーヴェン本人は作品にタイトルをつけていません。後世の人々が曲想から春という通称で呼ぶようになりました。


私は先月にこの曲を演奏しましたが、自分にとっての春だけでなく、ベートーヴェンや当時の人々にとっての春もイメージしながら曲と向き合うと、新たな春の喜びを感じました。


他にも、クラシック音楽には春にちなんだ作品が数多くあります。

ぜひこの時期に聴いてみてください♪



ミナトミュージックサロンでは、生徒様随時募集中です。

音楽を通じて、私たちと一緒に新たなスタートを切ってみませんか?

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